2025/05/19 14:27

2011年、5名の支援から始まったこの活動は、

2025年の今年、自分の目標としていた51名の支援を
達成することができました。
15年間、仕事や学びと並行しながら、継続してきた時間には確かな意義があったと感じています。
この活動の原点は、
亡き父が腎臓病と闘った日々の苦しさと葛藤にあります。
ネパールでは透析治療を受けるために、
遠方の街や村を離れ、
家族とも離れて暮らさねばならない患者さんが少なくありません。
そんな方々の姿を見るたび、
「血のつながりはなくとも、私たちは家族だ」と強く感じ、
支援の手を差し伸べ続けてきました。
自分の行動が誰かの命をつなぎ、
自分の存在が地球のどこかで役立っている――
その実感こそが、私の大きな喜びであり、満足です。

子どもたちと共に歩んだ今年のネパール訪問
今年は子どもたちと一緒に支援活動することができました。
毎年、一生懸命貯めたおこづかいを活動に充てて支えてくれる子どもたち。
現地で実際に透析治療を受ける患者さんの姿を目の当たりにし、自分のお金が「命」に直結する現実を深く心に刻んでいました。
親として願うのは、子どもたちが「人を想う心」を育むこと。
このボランティアを通じた体験は、
子どもたちの人生にとって心の財産になると願っています。

心からの感謝を込めて
ネパール市場 MAAYA のダイレクトトレード製品(シンギングボウル・ティンシャ・衣類・バッグ・手編みウール製品等)を手に取って下さった皆さま
シンギングボウルヒーリングを受けてくださった皆さま
演奏活動にお招きくださる各施設の皆さま
日々、心寄せてくださるすべての皆さま
心より感謝申し上げます。
いつも本当にありがとうございます。
私の父も同じ病で他界しました。
毎年の支援を重ねるたびに、
亡き父と繋がっているように感じます。
これからも、ネパールの腎臓病患者さんに寄り添い、

一歩一歩、自分たちに出来ることを継続してまいります。